Cooking Studio Epices

目黒区の料理教室「エピス」の日常

ブログで紹介していただきました

アンチョビ作り講座をリクエストしてくださり、
いらしてくださったnimuさんのブログで、当日の様子をレポートしていただきました!

大人かわいいアクセサリーを作るnimuさん、
4月24日(日)の
テラデマルシェでもご一緒させていただきます!

テラデマルシェ出店(4月24日)

4月24日(日)10:30〜17:00
Tera de marche(テラ・デ・マルシェ)出店します!
  
上野駅の浅草口から徒歩5分の宋雲院で
定期的に開かれる本当に楽しい手作り市です。


今回から屋号を「Studio Epices」としましたが、
いつも通り定番のパンデピスやお酒のケーキ、
スパイスを使った焼き菓子を出品いたします。

出店場所は、本堂1階の階段下です。

    
オムツ替えスペースもある、子連れに優しいマルシェです。
ぜひ遊びに来てくださいね〜♡

【場所】宋雲院@上野
台東区東上野4-1-12
上野駅の浅草口から徒歩5分。
台東区役所すぐ側。

 

f:id:momosdeli:20140603163816j:plain パンデピス

f:id:momosdeli:20151013133743j:plain シナモンと発酵バターのラスク

f:id:momosdeli:20151013133738j:plain カカオと黒胡椒のクッキー

アンチョビ作りの特別講座(2016.4.10)

本日は、リクエストを受けてアンチョビ作りの特別講座でした!

 

毎年、アンチョビ講座は大変人気で
生協に呼ばれて講師をしたり、自宅でワークショップを開催したりしていました。

今年は、アンチョビ仕込み&アンチョビを使ったレシピを3品。
みんなでぺちゃくちゃと楽しくお喋りしているうちに出来上がってしまいました。
簡単だったと思います(^^)

まずは、カタクチイワシの内蔵を取り出し、手開きで背骨を外します。
それから1人1瓶、イワシと塩を交互に敷き詰めたら完成!
あとは1〜2カ月待って、オイルに移せば完成です。
ね、簡単でしょう?

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アンチョビを使ったレシピは以下の3品。

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バゲットを使った簡単なピザ! 
アンチョビ、トマト、パルミジャーノチーズを乗せて焼き
最後に、バジルとたっぷりのオリーブオイルをかけたら完成!

 

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こちらはアンチョビクリームの温サラダ。
バーニャカウダの展開レシピです。
山口県から届いた有機葉野菜にたっぷりかけていただきます!

 

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こちらは、またまた山口県から届いたおいしいほうれん草たっぷりの
アンチョビとほうれん草のペペロンチーノ。
ほうれん草はそのときにあるお野菜で代用できる、アレンジ度高いレシピです!


Studio Epicesでは、料理教室の生徒さんではなく、
人と人として出会える空間でありたいな、と
改めて思った一日でした。

参加してくださったみなさま、ありがとうございます♡

イノシシ会

友人の紹介でお料理教室にいらしてくださった方のお父上が、

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友人の紹介でお料理教室にいらしてくださった方のお父上が、
なんと趣味でイノシシハンターをなさっているとのことで、
急遽決まりました、そのイベントの名は「イノシシ会」。

あきらかに、女7人で食べきれない量の部位違いイノシシ肉と、
鴨や鹿の薫製などが届きました。

イノシシ肉を塊で焼いたことはないので、前日にテストと称して…

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両面がりっと焼き色を付けて寝かせること30分。

 

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うひょー♡ いい焼き色!


フランスのアップルビネガーと醤油を合わせたソースでいただきました。

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さて、当日!
前菜は、一緒に送っていただいたジビエの薫製や季節のお野菜の盛り合わせ。

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自然の紫、とってもきれい。


そして、半日かけて超低温で焼き上げた極上ロース肉。
ぺろんと切ると、ほらいい色! 肉汁完全に閉じ込めてレアレア状態。

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そこに、金柑、ナッツ、ミント、岩塩、ピーナツオイルを合わせて…

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いのししのタタキが出来上がりです♡

 

次はイノシシと一緒に届いた、これまた元気な葉野菜たち。
その中でもとびきり元気なエンダイブは、イノシシの脂をカリカリにソテーしたものと合わせて、さっぱりサクサクなサラダに仕立てました。

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他にも、シェパーズパイをいのししの肉バラ肉で作ってみたり、

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通常羊肉で作るキョフテを、いのししのロースとバラ肉の合挽肉で作ってみたり、

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セリといのししの鍋を作ってみたり、

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塊肉をローストしたものをワイルドルッコラ、ビーツ、ゴルゴンゾーラなどの濃厚なアイテムと合わせてみたり、

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翌日は、脂たっぷりのバラ肉をジューシーにローストしてみたり。

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はぁ♡ いのしし三昧の週末でした!

お越し下さった皆様ありがとうございました♡

 

郷愁のプッタネスカ(コラム)

念願のda dadaに、行ってきました。

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といっても、つくばでの結婚式の帰りだったので、お腹もいっぱい、時間も1時間ほどの滞在ということで、バイザグラスで3杯程いただきました。
 
オープン後、行きたい行きたいと思っていたのですが、結局、機会なく1年以上が経過。

期待に胸膨らませての訪問でした。

良い素材。
良いワイン。

それだけでいいんですよね。
すごくいい。それだけで。

たくさんの魅力的なパスタが黒板メニューに並ぶ中、どうしても食べたかったプッタネスカをチョイス。

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プッタネスカって、思い入れがあるパスタなんです。
私が高校生のときからアルバイトをしていたイタリアンで、このプッタネスカがよく注文されていたんですね。

高校生の私は「オリーブしか入っていないような地味すぎるパスタの何が美味しいんだ?」と、ずっと疑問に思っていました。
それに、ソース作りの時と仕上げにたっぷり振りかけていた粉チーズが食後の冷めた皿にこびりついて洗いにくいのなんのって!!
そんなわけで、むしろマイナスイメージしかなかったプッタネスカでした。

それが、ある日何がきっかけかは忘れましたが、店のプッタネスカを食べたんですね。
そして、大人の階段上がりました。

おいしすぎる!!!!

ケッパーってこんなに美味しいものだったんだ!
アンチョビの塩味って旨味なんだ!
オリーブの実ってこんなにジューシーなんだ!
てか、トマトソースんまー!!
粉チーズたっぷり、うまうま!皿にこびりついても仕方がない〜!
はー、至福♡

もう、イタリア料理の神髄を感じた瞬間でした。
それからというもの、賄いにプッタネスカを頼むことが多くなり、いつしか、思い出の味に。

今でもお客さんとして、お店に顔を出すと、思わず頼んでしまいます。プッタネスカ

そのお店の名は、荻窪「ラ・カンパネーロ」。

パスタソースの技はほぼ、この店で学びましたが、シェフのプッタネスカだけは真似できる気がしません。
作る気がしない。だって、シェフのプッタネスカがナンバーワンだから。
本当に、そのくらい美味しい。

メニューにないけど、いつだって材料は揃ってるから作ってくれる。
あー、今これを書いていたら食べに行きたくなってきた。

で、なんでプッタネスカの話をこんなに語ったかって...。
da dadaで食べたプッタネスカもクリアで気品があってとっても美味しかった。
んだけど、家庭の味というか、素材はカルディで揃うデイリーなものでも、魂に響く味は作れる、ということを感じた。

もちろん抜群にいい素材はすばらしいし、私だってお金が許せば毎日食べたい(笑)
でも、780円(当時の価格)のプッタネスカが、こんなにも私の味覚を支配していると思うと、とても清々しく誇らしい気分になるのでした。

きっと、つくばの人はda dadaのおいしいものたちが、そんなふうにDNAに組み込まれて行くんだろうな、と思うと羨ましくもあります。

次回のda dada訪問は、胃袋携えて、時間もたっぷりで、来襲したいと思います!!


追記:本来プッタネスカには粉チーズはかけない。ナポリのルール? 魚介(=アンチョビ)が入っているから? でも私、粉チーズかけた方が美味しいと思う!ナポリの人に首しめられようとも、粉チーズたっぷりかけてください!!!

献立クラス(2016.3.6)

本日のレッスンは、毎月定例で来てくれる、花嫁修業組でした!

とはいえ、未来の旦那様のための肉じゃがではなく、
今日の自分のためのレシピを所望されていらしたので、下記のような献立に!
 
・羊飼いのサラダ(トルコ)
・豚とサツマイモのハーブカレー
・クスクス
・ヨーグルトソース
 
なによりも、出来上がったお料理を食べながらの語らいが楽しいので、
レストランなんだか、お料理教室なんだか?(笑)

でも、お料理が学べるレストラン、いいですよね!

また来月もお待ちしております♡

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ここではないどこかの料理(コラム)

NHK BSで放送されてる「世界一入りにくい居酒屋」という番組が大好きで、普段テレビを見ない私が、この番組だけは、録画して欠かさず見ています。

 
番組は1日1カ国。
フランスマルセイユポルトガルリスボン、スペインセビリア、ローマに台南にと、縦横無尽に酒場と酒飲みを巡る旅に出る番組です。
 
私も大抵、深夜に酔っ払いながら見ているので、テレビに登場する世界中の酒飲みたちと気持ちを分かち合いながら、楽しんでいます。
 
この前、ポルトガルリスボンの回に登場した料理が美味しそうで、思わずメモ。
 
酔っ払って走り書きしたメモに書かれていたのは、「ひよこ豆、塩鱈、ミントパクチー入れたオイル」
 
とのこと。ふむ。よく分からん。
  でも確かに美味しそうだった記憶だけはあるのです。
 
というわけで、妄想?空想?リスボン郷土料理です、笑。
 
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ひよこ豆と塩鱈のオーブン焼き」
 
◾︎適当レシピ
ひよこ豆を一晩戻し、野菜くずと昆布で40分ほど茹でる。
・フライパンにオリーブオイル、クミンシードとガーリック熱し、玉ねぎのみじん切りを炒め、そこに茹で上がったひよこ豆とパプリカ細切り、トマトくし切りを入れて炒める。
ターメリックと軽く塩をして味を整える。最後に菜の花を入れて全体にオイルが絡んだら、耐熱皿に敷く。
・塩鱈を上に並べて、胡椒とオリーブオイルを振りかけ、180度のオーブンで20〜30分焼く。
・仕上げに、ミントとパクチーを刻んでオリーブオイルに漬けておいたものをぬさっと乗せる。
 
ね、出来上がり。
これがリスボンの郷土料理の味がするかは分からないけれど、とてもとても美味しかったのです。
  
最近、いろんな人に作った料理がどこの料理ですか?って聞かれることが多いけど、「だいたい中東」とか「なんとなくポルトガルにありそうな感じ」とか「モロッコ意識」とか「ギリシャリスペクト」とか言ってやり過ごしてます。
  
そんな中、一人の生徒さんが、いいコピー考えてくれました。
  
「ここではないどこかのお料理」
  
 これからも世界中の酔っ払いからインスピレーションをうけて、美味しいものを創作していきたいです。
 
 
はい、そしてNHKのホームページ見たら、塩鱈のレシピの正解が載ってました!まったく違う!笑
 
酔っ払いの記憶は当てにならない!!
あのメモはなんだったんだ。
似て非なる別の料理作ってました!笑
 
でも美味しいからいいよね。
 
ちなみに、この世界中の酔っ払い迷言集が最高。
 
余裕があれば、世界中の迷言集見てね、ほんと幸せな気持ちになれるから。
 
では、私、ぎっくり腰だけどみなさんは良い1日をお過ごしください!